注目のオメガ3『クリルオイル』の効果や摂取タイミングを解説|サプリメントのおすすめも紹介!

新聞広告やテレビCM、ネット広告でもかなり取り上げられているオメガ3サプリメント。サプリメントの大手メーカーなら必ず取り扱っているといっても過言ではありません。

 

大々的に宣伝しているオメガ3(EPA・DHA)サプリメントの多くはフィッシュオイルで作られていますが、私が注目しているのは「クリルオイル」です。今回はクリルオイルに期待できる健康効果やいつ飲むべきかの摂取タイミング、副作用の有無や摂取時の注意事項などについて解説していきます。

 

テレビや広告ではあまり見る事のないクリルオイル。実はフィッシュオイルよりもすごい力があるかもしれませんよ!?

 

クリルオイルとは

クリルオイルとは、南極オキアミから抽出したオイルの事です。

  • オキアミ・・・
    上の画像の通りエビに似ていますがエビ類ではなくプランクトンの一種です。その中でも南極オキアミという種類は体長が3~6㎝と、プランクトンとしてはかなり大きな部類に入ります。生物学上は「甲殻類軟甲亜綱オキアミ目オキアミ科」に属しています。日本では、桜えびの代用品としてお好み焼きに使われたり、釣りの撒き餌に使われたりしています。

クリルオイルの成分

そんなオキアミから抽出されたクリルオイルの成分としては、

  • オメガ3をはじめとした各種脂肪酸
  • カロテノイドの一種であるアスタキサンチン

が挙げられます。

オメガ3って?

「体に良いってよく聞くけどオメガ3って何?」という方も多いと思います。俗にいうオメガ3とは「n-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)」の事で、種類としてはEPA、DHA、α-リノレン酸があります。脂肪酸というと「脂肪」が頭に浮かび、体に悪いようなイメージがありますが、オメガ3は不飽和脂肪酸と呼ばれ「健康に良い油」とされています。

 

アル
オメガ3についての詳しい記事はこちら
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クリルオイルの作用

クリルオイルの成分であるオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)とアスタキサンチンは、下記のような作用を持っています。

オメガ3の作用

クリルオイルに豊富に含まれるオメガ3はEPAとDHAです。不飽和脂肪酸の中でもオメガ3は多価不飽和脂肪酸と呼ばれ、脳・神経系・視能力に作用します。また、体内で生合成することができない必須脂肪酸であるため、食品から摂取する必要があります。

アスタキサンチンの作用

アスタキサンチンは、一般的によく知られているβ-カロテンやリコピンなどと同じカロテノイドの一種です。アスタキサンチンの大きな作用は高い抗酸化作用です。特に肌への抗酸化力は、β-カロテンの約10倍、コエンザイムQ10の約800倍、ビタミンEの約1,000倍、ビタミンCの約6,000倍もあるとされています。

 

このような作用を持つクリルオイルですが、体にとってどのような効果が期待できるのかを次から説明していきます。

クリルオイルの効果

クリルオイルに限らず、オメガ3脂肪酸には以下のような健康効果があると期待されています。

EPAの効果

EPAには、血小板凝集抑制効果による血栓症予防の有効性や、血中コレステロール値の低下作用が確認されています。

DHAの効果

DHAは脳細胞の正常な機能を維持・増進させることが明らかになっています。脳にある記憶や学習などに関係が深い「海馬」という部分にDHAが多く存在していることがわかっています。

その他の効果

オメガ3脂肪酸(n-3系脂肪酸)に期待される健康作用は他にこのようなものが挙げられます。

  • 抗アレルギー作用
  • 抗炎症作用
  • 網膜反射能維持作用
  • 情緒安定化作用
  • 抗皮膚炎作用
  • 体脂肪蓄積抑制作用
  • 生活習慣病予防(血中中性脂肪の低下、動脈硬化防止、血行促進、不整脈発生防止)

アスタキサンチンの効果

抗酸化作用の強いアスタキサンチンには、下記のような健康効果が期待できます。

  • 眼精疲労改善
  • 筋肉疲労軽減
  • 美肌効果
  • 動脈硬化予防、血流改善
  • アンチエイジング
  • 免疫力向上

※アスタキサンチンには、人間が摂取した場合の確実な有効性を示す信頼できるデータは現在のところありません。

オメガ3を摂るならクリルオイル?フィッシュオイル?

クリルオイルとフィッシュオイルの違いについて、まずこちらの記事をご覧ください。

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クリルオイルの特徴

クリルオイルはリン脂質結合型オメガ3と呼ばれ、水に溶けやすくリン脂質自体が乳化剤として体内への吸収を促すため、EPA、DHAが効率よく体内に吸収されます。そして水分散性があるため胃にやさしく吸収されるのです。また、クリルオイルの成分であるアスタキサンチンの抗酸化力により、EPA・DHAを酸化から守ってくれます。

 

フィッシュオイルの特徴

フィッシュオイルのEPA、DHAは水に溶けにくい「中性脂肪型」です。いったん消化管の中で胆汁やリパーゼ(脂肪分解酵素)の働きによって分解されてから体内に吸収されます。含有されている成分量は多いのですが、そのすべてが体内に吸収されるわけではないので効率が悪いと言えます。EPA・DHAは酸化しやすい為、原材料に酸化防止剤が使われている場合があります。

 

 

クリルオイルとフィッシュオイルの大きな違いは吸収力といえるでしょう。一方、また飲みやすい小さいカプセルで製造できるので、体内で消化されやすく作用しやすいという特徴があります。

 

結論:以上の理由から、オメガ3を摂るならクリルオイルをおすすめします。

アル
クリルオイルのおすすめはこちら
Japan Supplements【ジャパンサプリメント】|公式商品紹介サイト

南極オキアミからとれるオキアミ油には、一般的にオメガ3として広まっているサケやイワシの魚油とは異なったリン脂質型のオメガ…

クリルオイルの摂取について

ここからは、クリルオイルの摂取方法やタイミングなどについて説明します。

クリルオイルの摂取方法は?

これまで解説してきた通り、クリルオイルは南極オキアミから抽出したオイルです。食品から摂取するならば「南極オキアミをそのまま食べる」ということになりますが、あまり現実的ではありませんね…(ちなみに一日あたり南極オキアミ約70匹)

サプリメントで摂取する方法が一番手軽で効率がよいでしょう。

クリルオイルはいつ飲む?

いつでも大丈夫です。飲み忘れをしないことが大切ですので、毎日決まったタイミングで飲むのが良いでしょう。原料であるオキアミには若干特有のニオイがあり、食後に飲むと胃から上がるニオイが気になる場合がありますので、ニオイに敏感な方は食前か食中に飲んだ方がいいかもしれません。

クリルオイルの摂取目安量は?

厚生労働省が発信しているEPA・DHAの目標摂取量は1,000mg/日です。しかしこれは魚の可食部90g(魚種は不明)から算出されているために、中性脂肪型EPA・DHAを基準としていると思われます。よってクリルオイルのリン脂質結合型EPA・DHAの場合はより少ない量で必要量をカバーできるため、表示されているEPA・DHAの含有量よりも各製品に書かれている使用目安量とおりに飲んだ方がよいでしょう。ちなみにジャパンサプリメントの「Krill Oil Omega3」は2~4粒/日です。

 

クリルオイルの副作用・注意事項

クリルオイルに副作用はある?

世界的にも積極的に摂取すべき成分とされていますので、基本的には過剰摂取時や体質と合わない場合(軽度の消化不良や下痢の場合あり)以外に副作用は認められていません。

注意事項

効果についても説明しましたが、血管や血液に対しての作用が期待されている反面、血小板凝集抑制作用による出血の危険性を増強する可能性がありますので、手術の前にはオメガ3サプリメントを使用してるかを確認されることが多いです。また、エビの仲間ではありませんが、甲殻類アレルギーの方は念のため使用前に医師に相談した方がよいでしょう。

妊娠中でも大丈夫?

医師から食事制限等の指示が出ていなければ、妊娠中でも問題はありません。過剰摂取には気をつけなければいけませんが、目安量を守って積極的に使用できます。

DHAと母乳の関係

母乳中には多くのDHAが存在していることから、DHAは赤ちゃんの発育にも関わっていると注目されています。生後一か月までの新生児は母乳のみが栄養源であるうえに、α-リノレン酸からDHAを生合成する能力がありません。このため母親がDHA不足になっている場合、乳児の発育が遅れてしまう場合があるのです。最近では、粉ミルクにDHAが配合されているものが多いのもそんな理由からなのでしょうね。

スパーバクリルオイルについて

今回解説したクリルオイルの原料である南極オキアミは、地球上で最もきれいな水質といわれる南極周辺の自然海洋にのみ生息しています。食物連鎖の底辺に位置しているため、海洋生物に見られるような汚染物質の蓄積もありません。南極オキアミは南極の水中に巨大な群れを成して浮遊しています。

この南極オキアミの漁獲から加工までを自社で一貫して行い製品化している企業がノルウェーの海洋バイオテクノロジー企業「Aker BioMarine社」です。この企業で製品化されたクリルオイルは「スパーバクリルオイル」といいます。このスパーバクリルオイルに使われている原料は天然の水産物のみが対象となるMSC認証を取得しています。MSC(海洋管理協議会)とは責任ある漁業を推奨する国際的な非営利団体で、この認証は世界最高水準です。

漁獲方法は特許技術で、オキアミを海面下の水中網で捕獲し、その後船上にゆっくりと吸い上げるまで海中に留めておく事ができます。また誤って他の魚や、海洋哺乳類などが誤って混獲することがないように、トロール網の効果的なモジュール技術が採用されています。そして特注の大型船で、オキアミが船上に揚げられると同時に、船内で設けられた加工場で粉末加工されます。

 

ジャパンサプリメントの「Krill Oil Omega3」は、このスパーバクリルオイルを使用しています。

まとめ

いかがでしたか?普段みなさんが目にしているオメガ3は圧倒的にフィッシュオイルが多いと思います。CM等でも大手メーカーがフィッシュオイルを取り上げているのは、使用できる原料の魚種も多く安価に大量生産できることが理由のひとつだと思います。一方クリルオイルは、原料がオキアミに限定されるため製造コストが高くなってしまうので、なかなかメーカーが参入しずらい現状があります。オメガ3サプリメントに興味がある方はよく比較して、自分に合ったものをお使いになってくださいね。

 

編集長の独り言

アメリカの大きなサイズのサプリメントもよく飲んでいたのでサプリメントの見た目はあまり気にしない方なのですが、このクリルオイルって色がキレイなんですよね。ルビーみたいな色と楕円形の形がまるで宝石みたい。飲むのがもったいないくらいです…

 

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【監修者】合田 学

サプリメント管理士。約20年間の食品業界経験を活かし、正しい食生活やサプリメントを活用した健康維持のための生活習慣を提案する活動を行っている。

 

参考資料

・n-3系多価不飽和脂肪酸結合脂質の構造と機能
(一般財団法人 食品分析開発センター SUNATEC 発行 北海道大学院水産科学研究院 準教授 細川雅史 著)

・南極オキアミについての学術論文
(AkerBioMarine社サイトより)

・抗酸化作用を有したサプリメントの摂取が身体的疲労及びスポーツパフォーマンスに与える影響
(国士館大学体育学部 須藤明治 国士舘大学体育学部非常勤講師 山田健二 早稲田大学ナノライフ創新研究機構 矢澤一良 著)

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