難消化性デキストリンの効果とは?ダイエット・整腸・血糖値など!様々な健康食品にも使われている

難消化性デキストリンとは、水溶性の食物繊維の一種です。一般的に流通しているのものは、トウモロコシの澱粉から作られたものです。専門的には、トウモロコシのデンプンを焙焼し、アミラーゼ(デンプンを分解して糖にする酵素)で加水分解します。その中の難消化性成分を取り出したものが難消化性デキストリンです。

難消化性デキストリンは、日本人の食生活が欧米化し食物繊維の役割が重視されるようになったため、不足しがちな食物繊維を補う目的で作られました。近年、食物繊維の研究が盛んになり、科学的にその働きが健康に役立つと認められています。米国食品医薬品局では安全性の高い食品として認められていて、また消費者庁から特定保健用食品(トクホ)の関与成分としても許可されています。今では「第6の栄養素」とも呼ばれています。なかから健康を支える栄養素として、その働きにますます注目が集まっている「食物繊維」。

難消化性デキストリンの効果

難消化性デキストリンには、粘性や甘味が少なく、水に溶かした場合はほぼ透明で、耐熱性・耐酸性に優れているという特徴があります。また、ミネラルの吸収を阻害しないため、さまざまな食品に応用することができます。生理機能をたくさんもっているため、さまざまな食品に利用されています。具体的には、下記の事例が消化しにくいデキストリンの特性を生かした働きとして期待できます。

① 食後における血糖値の上昇抑制作用

② 食後における血中中性脂肪の上昇抑制作用

③ 整腸作用

④ 内臓脂肪の低減作用

⑤ 血清脂肪の低下作用

⑥ミネラルの吸収促進作用

このように、食事と共に摂取することにより小腸での糖や脂肪の吸収を抑え、食後の血糖値や血中中性脂肪値の急激な上昇をおだやかにする効果が報告されていますが、その作用は強くはありません。裏を返せば安全性が高いということです。だからいろいろな加工食品に使われいるのです。

難消化性デキストリンだけでいい?

日本人における食物繊維の摂取量は目標量に届いていないのが現状です。難消化性デキストリンは作用が強いものではありません。トクホの飲料などには「食事とともに」という表示が書かれています。空腹時に摂取しても効果は期待できません。難消化性デキストリンのような水溶性の食物繊維だけでは不十分です。

不溶性と水溶性、2つの食物繊維

不溶性と水溶性、2つの食物繊維をバランスよく摂取することが大事です。そもそも食物繊維は、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類に大きく分けられます。食物繊維のうち「不溶性食物繊維」は、その名が示すとおり水に溶けない食物繊維です。不溶性食物繊維の働きは、水に溶けずに水分を吸収し、便のカサを増やして腸の働きを刺激します。さらに、乳酸菌やビフィズス菌など善玉菌のエサとなり、菌を増やしてくれます。糖質の吸収をおさえます。水溶性食物繊維は、胃腸内をゆっくり移動し、糖質の吸収をおだやかにして食後血糖値の急な上昇をおさえてくれます。水溶性食物繊維の吸着性は、小腸でコレステロールや胆汁酸を吸収して、体外に排泄させます。

このように、食物繊維の力を発揮させるには、不溶性・水溶性、両方をバランスよく補うことが大切なのです。

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が豊富に含まれる食材としては下記のものが挙げられます。

◎不溶性食物繊維

穀類、野菜、豆類、未熟な果物、野菜、ごぼう、きくいも

◎水溶性食物繊維

大麦、オーツ、熟した果物、こんぶ、わかめ、こんにゃく

 

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参考資料

・難消化性デキストリンの耐糖能に及ぼす影響
(若林茂著 日本内分泌学会誌 68巻6号より)

 


【監修者】合田 学

サプリメント管理士。約20年間の食品業界経験を活かし、正しい食生活やサプリメントを活用した健康維持のための生活習慣を提案する活動を行っている。

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