人気の『カット野菜』って栄養はあるの?製造方法や安全性についても

コンビニやスーパーで売られているサラダパックやカット野菜パック、買ってすぐに食べられる便利な「カット野菜」は、実際に購入したことがある方も、多いのではないでしょうか。

今回は、そのカット野菜についての安全性や栄養素について解説します。

カット野菜の製造工程

カット野菜は、原料洗浄⇒カット⇒洗浄⇒殺菌を行います。徹底した洗浄は異物を除去し、微生物や雑菌の数を減らします。さらに殺菌消毒をおこないます。

この工程の洗浄・殺菌で使用される薬剤は、「次亜塩素酸ナトリウム(塩素系殺菌剤)」です。次亜塩素酸ナトリウムは、低濃度で高い殺菌力を持ちます。

この殺菌による効果としては、日持ち向上、変色防止、食中毒防止が挙げられます。

カット野菜の安全性

このように殺菌消毒されているカット野菜ですが、実際のところ安全性はどうなのでしょうか。

使用事業者には、食品衛生法で規定する「食品、添加物等の規格基準」を遵守することが義務付けられており、国から認められている消毒剤で消毒・殺菌されています。

次亜塩素酸ナトリウムは分解されやすく食品に残らないという理由で商品には表示されません。しかし、洗浄が不十分だと残る場合があるので、各企業は十分に流水洗浄を行います。残留基準があり測定もされるので問題はないとされています。

栄養面から見たカット野菜

ではカット野菜の栄養面について考えてみましょう。

徹底した流水洗浄をおこなえば、水溶性の栄養分が流れ出てしまいます。家庭で普通の生野菜を洗う際も、ある程度栄養素は流出しますが、カットした切り口が多ければ流れ出す確率が高まります。洗浄によって失われる栄養素は、水に溶けやすい性質を持つビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2などの水溶性ビタミンです。

しかし、すべての栄養がなくなるわけではありません。ビタミンAやビタミンD、ビタミンE、食物繊維などは失われません。

2014年頃からは、食品大手企業もカット野菜市場に続々と進出しています。カット野菜は、高齢者の一人暮らし、高齢家庭、共働きの世帯、忙しく時間に追われている人には、たいへん便利な商品です。今後、さらに健康志向や食事の簡略化が進むことにより市場は拡大していき、同時に技術進歩により、栄養素も減らすことがない安全安心な商品が開発されていくでしょう。

カット野菜について心配する点は製造工程や栄養面よりも、生産時に使われる農薬のほうかもしれません。というのも、日本は農薬使用量が世界でも第三位で、残留農薬に関する基準も緩いのです。

編集長の独り言

見た目がきれいな野菜、形がそろっている野菜。安定して収穫できる野菜。

中身よりも外見や効率を気にする時代・・・正直不安です。

 

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【監修者】合田 学

サプリメント管理士。約20年間の食品業界経験を活かし、正しい食生活やサプリメントを活用した健康維持のための生活習慣を提案する活動を行っている。

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