『山椒』の栄養成分と作用-くせになる薬味の秘密とは?

山椒と言えば鰻の蒲焼や焼鳥にふり掛けたりする独特の香りの薬味です。

山椒はミカン科サンショウ属の落葉低木です。実・葉・種すべて調理に使うことができ、あますところなく食べられます。
山椒粉は、実の皮(果皮)を乾燥させて粉にしたものです。山椒の全国収穫量は和歌山県が最も多く、その他は高知県、京都府などが主な産地です。

中国では、山椒は古代より漢方薬として使われていて、胃腸の働きを助ける作用、代謝を助けて発汗を促す作用、内臓機能を高める作用、中枢神経系を刺激する作用などがあるといわれています。

山椒の栄養素

香辛料として少量を振りかける程度ですが、山椒にはたくさんの栄養素が含まれています。
主な効果は、胃腸の働きを整えることですが、体をあたためることで、冷え性の改善なども期待できます

ここからは、山椒に含まれる成分について説明します。

山椒のピリっとした辛さは「サンショオール&サンショアミド」

サンショオールは、サンショアミドとともに山椒のピリ辛味を出している成分です。
この成分は、大脳を刺激して、内臓器官の働きを活発にする作用があり、消化不良が原因で起きる胸やけの緩和、基礎代謝の向上や発汗効果もあるため、冷え性改善からダイエットまで幅広い効能が期待できます。

山椒独特の香りは「ゲランオール、シトラール」

シトラールは柑橘系に多く含まれる香り成分で、山椒にも含まれている。山椒のスッキリとした香りは、このシトラールの香りなのだ。カン科ということもあり、柑橘系の匂いはリラックス効果もあるそうですよあの独特の香りはゲランオール、シトラールなどの成分で食欲を増進し、リラックス効果もあると言われています。

山椒に含まれる栄養成分

ビタミンA

皮膚・粘膜・目など、動物の成長に関わるビタミンです。免疫を維持したり、肌の健康維持にも役立っています。乾燥肌や風を引きやすい方、夜盲症などが気になる方はビタミンA不足をチェックするといいかもしれません。

カルシウム

生体内に最も多く存在するミネラルです。骨や歯の主要な成分です。普段の生活の中でも不足しがちな栄養素です。

カリウム

体内のミネラルバランスを保ちます。細胞内の余分なナトリウムを排出して血圧を下げてくれます。神経や筋肉の機能を正常に保ち、むくみを解消させる作用があります。

セレン

主に体内の酸化を防止する抗酸化作用を持ちます。

ナイアシン

ビタミンB群のひとつで、体内でエネルギー産生やアミノ酸、脂質代謝に関わり、皮膚や粘膜を健康に保つのに重要な栄養素です。

リン

カルシウムと結びつき、丈夫な骨や歯の形成に関与しています。腎臓や心臓の働きにも関わっています。

注意事項:
現代の食生活では加工食品の利用がかなり増えており、そこで添加物として使用されるリン酸塩各種の摂取が多くなっているため、リン不足よりも過剰摂取の心配をしなくてはなりません。過剰摂取すると、カルシウムの吸収を妨げカルシウム不足が起きます。

山椒を食べる上での注意点

山椒は体に良い成分を多く持っていますが、大量に食べすぎると、胃腸や胃に負担をかけてしまいます。胃腸を刺激する作用が強いので、胃腸に持病がある場合はご注意ください。食べ過ぎは、下痢や嘔吐などの症状を引き起こしてしまうこともあります。

 

編集長の独り言

以前から焼き鳥には七味唐辛子をかけて食べるのが好きだったのですが、ある時連れて行ってもらった焼き鳥屋では七味唐辛子の横に山椒の瓶が置いてあり、試してみたらあらビックリ!

それ以来、焼き鳥には山椒が欠かせなくなりました・・・

 

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【監修者】合田 学

サプリメント管理士。約20年間の食品業界経験を活かし、正しい食生活やサプリメントを活用した健康維持のための生活習慣を提案する活動を行っている。

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