免疫力を高めるニンニクに含まれる『アリシン』とは?期待できる効果を解説

ニンニクにはさまざまな薬理作用があることが有名です。

古くから滋養強壮を司るものとして世界各地で食べられていて、皮膚疾患、消化不良、食欲不振などの治療薬としても使われ、日本でも古くより強壮剤として用いられてきました。疲労回復や免疫力を高める効果を持つ成分を多く含んでいるため、薬のような効果を発揮してくれる食材として利用されています。

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このニンニクパワーは、特徴的な成分である有機硫黄化合物が重要な役割を果たしていると考えられています。

その中でも注目されているのが「アリシン」です。
アリシンは、にんにくや玉ねぎなど香りの強い野菜に含まれる刺激的な香りの成分です。

ニンニクを刻んだりすりおろしたりするなどしてニンニクの組織を破壊すると、化合物アリインが分解されて「アリシン」に変換されます。

ここからは、その「アリシン」ついて解説していきます。

期待されるアリシンの効果

①抗菌・抗カビ作用・殺菌力・免疫力

アリシンには、強力な抗菌・殺菌効果があります。カビ、細菌、O-157などの病原性大腸菌、などに対して有効であることが確認されています。
腹痛や下痢、嘔吐、発熱などを引き起こすサルモネラ菌や寄生虫などへも殺菌力があり、改善や予防に役立ちます。

アリシンは免疫力をアップさせます。免疫細胞のNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させ、自然治癒力を高めます。そしてウイルスを攻撃する抗体を体内でつくらせる獲得免疫力を向上させます。インフルエンザなど、ウイルス感染症から体を守る力が高まります。

②疲労回復効果 にんにくの強壮・強精作用

疲労回復・体力増強には、エネルギーを発生させるビタミンB1が必要になります。にんにくの臭いの元であるアリシンは、ビタミンB1と結合してアリチアミンという物質になります。アリチアミンはビタミンB1の吸収・保持を高めます。

そして、生体活動に必要なエネルギーを作り出し、疲労回復に素早い効果を発揮します。その他にも、ビタミンB1は神経系への作用など多くの効果が認められています。にんにくを食べると、交感神経を刺激して末梢の血管を拡張させるという働きがあります。

そうすることで血行が良くなり、手や足の先から首まで温まります。また血流を良くしてくれることで運動能力も向上し、疲労物質である乳酸を体内で分解する作用が、疲労回復に一定の効果を示すともいわれています。

③抗酸化作用

アリシンの持つ抗酸化作用は肌の老化を防ぎ、美肌効果などアンチエイジング効果が期待できます。抽出されたにんにくオイルにも強い抗酸化作用があります。

にんにくのアリシンがビタミンB1と結合してできるアリチアミンは、疲労回復効果や脚気の予防にもなる成分ですが、ダイエットにも効果もあります。アリチアミンは体内でノルアドレナリンの分泌を活発化させます。ノルアドレナリンとは緊急時に働く神経伝達物質で、体をすぐに行動できるような臨戦態勢にする働きを持ちます。これにより脂肪分解酵素の働きが活発になり、エネルギーの代謝がよくなります。

つまり脂肪が分解されやすくなるため、ダイエットにも効果があるということになるのです。アリアチミンやビタミンB1には、健康効果以外にも皮膚の再生などの美肌効果もあります。抗酸化作用で肌の老化を防ぐ働きをするほか、血流の改善効果もあるため、老廃物の除去効果や肌のハリや肌色の回復など様々な効能を発揮します。

また、にんにくに含まれるミネラルのセレンは、過酸化脂質を分解する酵素となります。

その他のアリシンの効果

さらに、アリシンは血液をサラサラにすることに効果があります。よく玉ねぎを食べると血液がサラサラになると聞いたことはありませんか?積極的に取り入れることで、生活習慣病の予防にもに役立ちます。その他、ストレス解消などにも効果を発揮するといわれております。

醗酵によってにんにくの効能大幅アップ!

もともと栄養価の高いニンニクですが、熟成・発酵させるとさらに栄養価が高まることが近年の研究で明らかになりました。

にんにくが持っているほとんどの効能が大幅にアップします。生にんにくを熟成・乾燥させると、醗酵黒にんにくになります。自己醗酵させる事により、元々の効能がよりパワーアップされます。にんにくが持つアミノ酸が増え、さらに吸収されやすいアミノ酸に変化します。そして醗酵させることによりS-アリルシステインが生成されます。S-アリルシステインは抗酸化作用や薬理作用が高く、吸収力も向上し有効性を発揮します。ポリフェノールも増加します。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。

黒にんにくには、熟成醗酵過程で以下のような成分が増加します。

  • ・アルギニン
  • ・S-アリルシステイン
  • ・シクロアリイン
  • ・プロリン
  • ・ピログルタミン酸

さらにアミノ酸量も数倍に増えます。

 

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編集長の独り言

個人的にはにんにくが大好物であるために、家でもにんにくは常備しています。でも人に会うとわかっている時はニオイが気になるので食べないように気を付けているんですよね…残念。

からだのことを考えるとにんにく成分は摂り続けたいので、サプリメントを上手に使って補っていますよ。

 

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参考資料

・ニンニクと抗酸化
(堀江 利治著 日本未病システム学会誌6巻2号より)

・ニンニク
(大阪市立環境科学研究所 神戸保著 生活衛生28巻1号より)

 

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