『ビタミンB2』の働きと多く含まれる食品|調理の注意点も

ビタミンB2は、水溶性ビタミンのひとつです。

すべてのB群のビタミン同様、この水溶性のビタミンは、余分に摂取された分は体内に蓄積されず、すべて排泄されます。
ビタミンB2は別名「リボフラビン」とも呼ばれ、8種類存在するビタミンB群のなかに含まれます。ビタミンB群は、単体ではその効果を発揮しにくく、B群同士お互い助け合う相助作用があります。

ビタミンB群は一緒に摂るのが望ましく、また一緒に摂ることでその効果は大きくなります。

ビタミンB2の働き

ビタミンB2は三大栄養素(脂質・糖質・タンパク質)をエネルギーに変える代謝を助ける働きがあります。特に脂質をエネルギーに変えます。また、成長促進にも欠かせないため、「発育ビタミン」ともよばれます。

皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生や、老化の一要因とされる過酸化脂質を分解する働きがあります。目や口、消化器系など体内の粘膜を正常な状態に保つ働きや、視力を増進させ目の疲労を軽減します。

ビタミンB2は黄色い色素で、ビタミンB2を強化した栄養ドリンクなどを飲んだ後は、尿が濃い黄色になることがあります。
またビタミンB2は、食品添加物に使われることもあります。目的は栄養強化や着色です。もともと食品に含まれるビタミンB2を、化学的に合成したもので安全性が高く毒性はありません。しかし光に弱いので、ビタミンB2を強化した栄養ドリンクなどは光をさえぎる容器に入れられます。

ビタミンB2が不足すると

ビタミンB2が不足すると、成長が阻害されたり、口角炎、口内炎、舌炎などの皮ふや粘膜に炎症がおこりやすくなります。

ビタミンB2をたくさん必要とする人は、激しい運動や肉体疲労などエネルギー消費が多い人、脂っこいものや塩辛い物をよく食べる人、アルコール依存症や肝機能が低下している人、抗生物質や精神安定剤などを長期間、多量に服用してる人です。

ビタミンB2を多く含む食品

ビタミンB2の多い食品は、レバー、うなぎ、ぶり、卵、納豆、乳製品(牛乳、プレーンヨーグルト)、モロヘイヤ、よもぎ、舞茸、小麦胚芽、アーモンド、納豆などに多く含まれています。調理においては、水溶性であることで洗いすぎないようにしてください。

水溶性のビタミンB2は、熱には強いものの水や煮汁に流れ出てしまうので、洗いすぎないようにしたり、調理した煮汁ごと利用したいものです。煮物であれば、煮汁に溶け出しやすい特徴をいかした、煮汁ごと食べられる料理がよいでしょう。

 

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【監修者】合田 学

サプリメント管理士。約20年間の食品業界経験を活かし、正しい食生活やサプリメントを活用した健康維持のための生活習慣を提案する活動を行っている。

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