オルニチンの作用と多く含まれる食材|安全性についても

オルニチン はアミノ酸の1種で、食材ではしじみなどに含まれています。
オルニチンは、体内ではタンパク質を構成するアミノ酸ではなく、遊離アミノ酸として肝臓や骨格筋等において機能を発揮します。

オルニチンの作用に関する研究報告は、肝臓での解毒作用、成長ホルモンの分泌促進、筋肉の合成や疲労の軽減、睡眠や目覚めの改善などさまざまです。
アメリカでは、サプリメントでアスリート向けやダイエット向けとして用いられています。ヨーロッパでは肝臓障害を改善する薬として用いられています。

オルニチンの生理作用

オルニチンは肝臓内で重要な役割をしているアミノ酸ですが、それ以外にもさまざまな効果が期待できます。

肝臓での解毒作用

肝臓には、有害なアンモニアを尿素に変えて無毒化を行う尿素回路(オルニチン回路)という代謝経路があります。

尿素回路とは

アンモニアは毒性が強く、体内から排出する必要があります。しかしそのままの形では排出することができません。
アンモニアの形を変化させ尿素に変えて尿として体の外へ出します。
オルニチンは肝臓に到達したら摂り込まれ代謝に使われます。これが尿素回路です。

また、アンモニアはクエン酸回路を阻害します。

クエン酸回路とは

食事から摂った糖質や疲労物質の乳酸、体脂肪などを分解し、エネルギー(筋肉)に変換する回路です。
つまり、アンモニアを排出することは、エネルギーの産生にも一役買っているのです。

間接的にアルコールと尿素回路(オルニチン回路)は関係しています。
エネルギー不足により、肝機能全体が低下すると、肝機能の一部である「アルコールの処理能力」も低下します。
オルニチンはアルコール代謝に関わり重要な役割を果たしているのです。

成長ホルモンの分泌促進や筋肉の合成

オルニチンには成長ホルモンの分泌を促す働きもあります。
成長ホルモンが分泌されると、タンパク質の合成を活性化させ筋肉を発達させたり、代謝が上がり体内のさまざまな器官が活発に働くようになります。

糖代謝や睡眠改善

オルニチンは糖代謝に関与して体内のエネルギー消費量を高めます。そのほかにも、疲労改善や睡眠の質を向上させ、また長く眠った感覚をもたらし目覚を良くします。

このように、オルニチンはパワフルに活動したい方など健康維持に活用できます。

オルニチンを多く含む食材

オルニチンを多く含む食材はしじみが有名ですが、キノコ(特にブナシメジやブナピーなど)にはシジミの数倍ものオルニチンが含まれています。
その他の食材では、ひらめ、まぐろ、チーズです。しかしオルニチンを多く含む食材は少ないため、サプリメントなどで補うのも良いでしょう。

オルニチンの安全性

オルニチンの一日の必要量というものは、はっきりと定められていません。
食材に由来する成分であり、安全性は高くまた、過剰摂取による大きな副作用に関しても報告はありません。
お酒を飲む機会が多い人だけでなく、普段の生活に取り入れ、肝臓の健康維持に役立ててみてください。

 

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【監修者】合田 学

サプリメント管理士。約20年間の食品業界経験を活かし、正しい食生活やサプリメントを活用した健康維持のための生活習慣を提案する活動を行っている。

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