『ラクトフェリン』は免疫強化や貧血に効果的!母乳に含まれる機能性たんぱく質

ラクトフェリンは、牛乳や母乳、涙、汗、唾液などの外分泌液中に含まれる鉄結合性の糖タンパク質です。

鉄結合性とは1分子に2つの鉄を結合することを意味し、鉄分と結合しやすい性質をもっています。
このため赤みがかって見え、発見当時は「牛乳の中にある赤いタンパク質」といわれていました。
このことから、ラクトフェリンは鉄分が不足している時に、腸からの鉄の吸収を促進します。

ちなみにラクトフェリンの語源はラクト(乳)+フェリン(鉄)であり、乳の中にある鉄を指しています。

★分泌液中のラクトフェリン含有量★

・母乳:1~3mg/ml
・涙 :0.7~2.2mg/ml
・膵液:0.5mg/ml
・胆汁:10~40㎍/ml
・唾液:5~20㎍/ml

上記のとおり、ラクトフェリンは母乳にもっとも多く存在しています。その母乳の中でも、産後数日のうちに分泌される初乳にもっとも多く含まれているのです。

ラクトフェリンの働き

最近の研究により、さまざま生理作用を持つことが報告されています。
とくに母乳に多く含まれることから、細菌やウイルスから体を守る防衛因子の一つだと考えています。
腸には腸管免疫と呼ばれる免疫システムがあり、ラクトフェリンは、腸内の悪玉菌を減らし、善玉菌の増殖を助け腸管免疫の活性化させます。
免疫細胞の約70%が集まる腸を健全にすることは免疫活性化につながります。
また、歯肉炎抑制、コレステロール抑制、脂質異常抑制なども報告されています。

 

わかりやすくいうとラクトフェリンは、

「体にとって良い反応を起こす菌を増やし、悪い反応をする菌を増やさない」

という働きをしてくれる、ということになります。

 

ラクトフェリンは、熱や胃酸などに弱くまた、酵素にも分解されやすい性質を持ちます。
加熱処理がされた市販の牛乳では摂りにくく、サプリメントが効率的になります。

ラクトフェリンの安全性

ラクトフェリンは、元々母乳や牛乳に含まれている成分であるため、人間の体にとって悪い影響を与える事はないだろうと考えられています。

しかしラクトフェリンはその作用から、腸内での細菌割合を少し変化させるため大腸での水分吸収量が変わります。そのためいきなり多くのラクトフェリンを摂取することで一時的に体調を崩す人もいます。

また、乳由来のたんぱく質のため、乳アレルギーのある方や、アレルギーではないけれども加熱していない乳製品でおなかの調子を崩す傾向のある人は注意が必要です。

このような人は少し試すことから始め、体調に変化がなければ量を増やしていくといいと思います。

1日の必要摂取量は決まっていませんが、ラクトフェリンの効果を発揮するための最小摂取量はおおむね150mg/日といわれています。サプリメント等で摂取する場合、記載された使用の目安を守りましょう。

 

ジャパンサプリメントでは、あなたの健康に役立つサプリメントを多数紹介しています。興味をお持ちの方はぜひこちらのジャパンサプリメント公式商品紹介サイトをご覧ください!

All Products|Japan Supplements

 


【監修者】合田 学

サプリメント管理士。約20年間の食品業界経験を活かし、正しい食生活やサプリメントを活用した健康維持のための生活習慣を提案する活動を行っている。

 

最新情報をチェックしよう!