急激なダイエットを繰り返すと、脂肪肝になる可能性があります。
脂肪肝は、脂肪が蓄積してしまう脂肪化した肝臓で、酒をよく飲む人や肥満、糖尿病における過剰栄養で起こる症状です。
最近は、アルコールを摂らない人でも脂肪肝を引き起こすことがわかり、メタボリックシンドロームとの関連性などが指摘されています。
この脂肪肝が、さまざまな生活習慣病のリスクも高め、肝硬変や肝臓がんへと進行する可能性もあります。
脂肪肝とダイエットの関係
ではなぜ、ダイエットが脂肪肝を引き起こしてしまうのでしょうか?
近年、急激なダイエットを繰り返すと、肝臓に脂肪がたまってしまうことがあるとわかってきました。
過剰栄養になると血液中にエネルギー源が増えすぎ、余ったエネルギーは脂肪として肝臓が貯蓄します。
長期間この状態が続くとどんどん脂肪が溜まっていきます。
急激なダイエットは、大脳が飢餓状態だと認識し危険信号をだし、生命を守るため全身の脂肪細胞や筋肉がエネルギー源を放出します。
すると、肝臓に蓄積された脂肪も枯渇してしまい正常に機能できなくなります。
その結果、代謝が低下し筋肉が減少してしまい、エネルギー消費量も低下してしまいます。
そのため、生命活動を維持するため、全身のいたるところから脂肪を集め肝臓へ送り込まれますが、代謝低下や筋肉低下により脂肪をエネルギーに変えることができなく、脂肪が肝臓に蓄積されていきます。
さらに、急激なダイエット後に起こりやすい食べ過ぎが、追い打ちをかけるように栄養を摂り込むので、脂肪肝が進行する可能性があります。
これがダイエット脂肪肝のメカニズムです。
ダイエットの目安
肝臓に優しいダイエットの目安は月1~2kgで、これはゆるやかなダイエットになります。
大幅な減量をした人は、今の体重をキープするために筋肉を増やすように努力してください。
私が提唱するダイエットのテーマは「インナービューティー」と「栄養バランス」です。 インナービューティーと栄養バランスによるダイエットの効果は徐々に現れます。いわゆるスローダイエットです。効果を急ぐ人には向きません。ただし、リバ[…]
脂肪肝の早期発見
血液検査で肝臓のGOT(AST)やGPT(ALT)という数値が基準を超えてしまったら注意が必要になります。

肝細胞のダメージを判断する「GOT」と「GPT」
GOTとGPTは、肝臓の細胞に多く含まれている酵素のことで、肝臓細胞がダメージを受けると血液中に漏れ出てきます。
その漏れ出た分量を測定し、肝臓のダメージの程度を判断します。
数値が大きいほど肝炎や脂肪肝などにかかっている可能性があると判断されます。
定期的に健診を受診し、血液検査でチェックしておくのが大切です。
た時間行う事がよいと考えられています) 早歩きも取り入れると更に効果がアップします。
ジャパンサプリメントでは、あなたの健康に役立つサプリメントを多数紹介しています。興味のある方はぜひこちらのJapan Supplements公式商品紹介サイトをご覧ください!