献血された血液のゆくえとは?献血の種類や手順も解説

病気やけがの治療で、輸血を必要としている人たちが多くいらっしゃいます。国内では、年間約100万人の人たちがい輸血を必要としています。病気やけがなどで輸血が必要としている人たちを救えるのは、献血ができる私たちです。

血液は人工的に造ることができません、そのため私たちの献血により支えられ、多くの患者さんにのために使われています。
献血で集められた血液は、およそ半分が輸血に使われ、残りの半分は医薬品を造るために使われています。

献血された血液のゆくえ

献血した血液は、各地のブロック血液センターに運ばれ、精密な検査を行い血液成分ごとに分離が行われて血液製剤となります。

献血血液から造られる血液製剤は、輸血用血液製剤血漿分画製剤(けっしょうぶんかくせいざい)に使用され、そのほかにもさまざまな研究に使用されています。

輸血用血液製剤とは

輸血用血液製剤の多くは、病気の治療や手術などで輸血を必要とする患者さんの治療に使用されています。医療機関からの要請が入り次第、迅速に供給されます。

赤血球製剤

出血および赤血球が不足する状態、またはその機能低下による酸素欠乏のある場合に使用されます。

血小板製剤

血小板の減少またはその機能低下による出血ないし出血傾向のある場合に使用されます。

血漿製剤

複数の血液凝固因子の欠乏による出血ないし出血傾向のある場合に使用されます。

全血製剤

大量出血などすべての成分が不足する状態で、赤血球と血漿の同時補給を要する場合に使用されます。

血漿分画製剤とは

血漿分画製剤とは、血液から作り出される医薬品で、血漿中の細胞を除いた淡黄色の血漿成分の中のいくつかのタンパク質を抽出・精製したものです。その血漿成分の中には、水分を保持する働きがあるアルブミン、免疫成分のグロブリン、血液を固める血液凝固因子などのタンパク質が含まれています。

血液凝固第VIII因子製剤

血液を固め出血しにくくする役割があります。

アルブミン製剤

やけどやショックなどの場合に使われ、血管中の水分を保持する役割があります。

免疫グロブリン製剤

抗生物質では効かない重症感染症や、免疫機能の維持する役割などさまざまな病気の治療に使われています。

献血の受付から献血後のご注意まで、当日の流れに沿って説明します。(初回の場合)

①献血受付

「お願い」パンフレットや「献血の同意説明書」を読み同意します。お申し込みの際に記載していただく個人情報(住所・氏名など)は、厳重に管理されており、外部に流出する恐れはありません。

そして、健康状態を確認するために、質問事項に回答します。(タブレットにて)

②問診および血圧測定

回答した内容に基づき、問診と血圧・体温測定を行います。

その後、献血が可能かを調べるため、少量の血液を採血して、貧血の心配がないかヘモグロビン濃度の測定と血液型の事前判定を行います。

成分献血の場合は、血小板数の判定も行います。

③採血

採血ベッドに横になり採血を開始します。採血時間は、全血献血で10~15分程度、成分献血は採血量に応じて40~90分程度時間がかかります。
日本では、全血献血に200mL献血と400mL献血の2種類があり、国が定めた基準等により、医師が総合的に判断します。

④休憩

献血後は、休憩場所で十分に水分補給をします。その後、献血カードをもらいます。
献血カードの裏面には次回献血可能日などが印字されていますので、ご確認ください。

検査サービス

血液センターでは、献血に協力してくれた感謝の気持ちとして、7項目の生化学検査成績と8項目の血球計数検査成績をお知らせしています。

 

編集長の独り言

時間がかかりそう、痛そう、なんか怖い…

そんなイメージの献血ですが、一度行ってみると案外悪くないものですよ。責任感などを一度考えずに、行ってみてはいかがでしょうか。

 

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