手軽に食べられるのが魅力で栄養満点のグレープフルーツ、さわやかな香りと甘さ、ほろ苦さが魅力です。
そのまま食べてもジュースにしてもおいしいグレープフルーツは、栄養が豊富なだけでなく健康効果もたくさんあります。
国内に流通しているグレープフルーツのほとんどはアメリカから輸入されたもので、フロリダ、カリフォルニア、アリゾナが有名な産地です。
果肉の代表的な種類は黄色とピンク色です。
ホワイト種(ホワイト・マーシュ)
これは一般的な種類で果皮が黄色く果肉が白黄色です。
果汁が多く、酸味と甘みがほどよいバランスで、少し苦みを含んださわやかな味をしています。
ルビー種(レッドブラッシュ)
ピンクグレープフルーツと言われ、果皮は黄色からオレンジ色で、果肉は赤みがかったピンク色をしています。
ホワイト種に比べ酸味が少なくまろやかな甘さがあります。
美味しいグレープフルーツの見分け方
①果皮にヘコミが無く形が良いもの
②表面に張りとツヤがあり色が鮮やかなもの(皮のシミは肉質には問題ありません。)
③ずっしりと重みがあるもの
グレープフルーツの健康効果
血管強化、かぜ予防、疲労回復、美肌
ビタミンCによる抗酸化作用で血管を強化しサビにくい体づくりをします。
そのほかにストレス解消効果、美肌効果、免疫力アップなどさまざまな健康効果があります。
グレープフルーツの特徴は、他の柑橘類に比べてビタミンCの含有量が多いことです。
グレープフルーツ1/2個で、1日の必要摂取量を十分摂ることができます。
酸味のクエン酸は、疲労や筋肉痛の回復促進と食欲を増進効果があります。
ビタミンB群には肌荒れを防ぎ、肌の新陳代謝を促進する効果があります。
悪玉コレステロールを下げる
グレープフルーツの果皮の裏側にある白くてふわふわした部分、ここに多く含まれているのが食物繊維の一種のペクチンです。
ペクチンは、野菜や果物に必ず含まれる食物繊維の一種で整腸作用や血中コレステロール値を下げる効果があり、動脈硬化を抑制し、心臓発作などを予防します。
また、ペクチンの抗酸化作用や消炎作用は老化防止につながります。
ストレス解消、安眠やリラックス効果
苦み成分のナリンギンは健胃効果があり、皮に含まれるリモネンなどとの相乗効果で、ストレスの解消に役立ちます。
リモネンは皮に豊富に含まれる特有の香り成分です。
リモネンは集中力を高めたり、気分をリフレッシュさせるなどの作用や食欲を押さえる働きがあります。
ストレスによるイライラや気分転換にも効果的です。
脂肪肝や肥満、生活習慣病の予防
グレープフルーツは抗脂肪肝ビタミンと呼ばれるイノシトールが豊富です。
イノシトールは水溶性の栄養成分で、肝臓に脂肪が蓄積することを防ぎ、動脈硬化の予防や神経細胞を正常に保つ効果などの働きを持っています。
また、グレープフルーツは他の果物と比べて果糖の量も低めなのでダイエットサポートにも適しています。
食物繊維やカリウムの効果によって、老廃物が排出され生活習慣病などの予防効果が期待できます。
カリウムには、利尿作用、筋肉の収縮、神経伝達を助ける働きや、血圧の低下、脳卒中の予防が期待できます。
薬を服用している人は要注意
免疫抑制剤や高血圧の薬の一部には、グレープフルーツと一緒に飲むと効き過ぎや副作用が現れてしまう可能性があります。
新たな薬が処方された時などは、薬剤師に確認されると良いでしょう。
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