あさり(浅利)の栄養と健康効果-動脈硬化の予防や貧血予防、肝機能低下の予防にも効果的!

日本では全国の内湾に分布し、日本以外では台湾、朝鮮半島、フィリピンまで広く分布しているあさり。
波打ち際から10cmほどの水深に、5cmくらいもぐって生息しています。
エサは動物性・植物性のプランクトンで、大きいものは5cmくらいに成長します。

あさりの旬は、産卵期を迎える春から初夏の6月。この時期に身が大きくなり旨味が増します。
市場にも最も多く出回るのがこの頃です。

今回は、あさりに含まれる栄養成分と健康効果、選び方や保存方法などについて解説します。

あさりの栄養成分

貝類トップクラスのビタミンB12

あさりには、ビタミンB12が貝類でもっとも多く含まれています。
レバーや卵にも多く含まれますが、あさりはコレステロールが少なく安心して食べることができます。

ビタミンB12の働き

ビタミンB12は、水に溶ける水溶性ビタミンのひとつで、赤血球の生成をサポートする貧血に有効なビタミンです。

さまざまな代謝の補酵素として関わっています。

細胞が分裂するときになくてはならない補酵素で、葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビン生成を助けたり、貧血に有効な働きがあります。
動脈硬化予防、免疫や神経機能を正常に保つこと、脳からの指令を伝える神経を正常に保つなどの役割もあります。
タンパク質の合成を助け、損傷した末梢神経の回復や、睡眠リズムを整えるなどの働きもします。

ビタミンB12が不足すると

ビタミンB12と葉酸のどちらかでも不足すると、正常な赤血球が作られなくなってしまいます。ビタミンB12不足の主な症状としては、頭痛、めまい、吐き気、動悸、息切れのほか、手足のしびれや精神的な落ち込みなどが挙げられます。

動脈硬化予防や高血圧の方に期待できるタウリン

タウリンはアミノ酸の一種です。
動脈硬化に有効とされ、血液中の余分なコレステロールを排出して血流改善に効果があります。
またタウリンは、胆汁酸と結びつくことでコレステロールを減らし、心臓や肝臓の機能を高める働きがあります。
疲れ目を改善、インスリン分泌促進、高血圧の予防など、他にもさまざまな効果があると言われています。

タウリンの代表的な効果

疲労回復

タウリンは筋肉細胞のストレスやダメージ、酸化を軽減させ、疲労の原因とされている老廃物の除去を助ける働きをします。

これにより、筋肉が収縮する能力や、筋肉の特性を発揮する力が向上します。タウリン配合の栄養ドリンクは、このタウリンにカフェインや糖分を加えて運動エネルギーを増加させることを目的としています。これにより疲労を軽減させるという効果を狙っているのです。

肝臓の代謝機能の改善

タウリンには肝臓の細胞の再生力を促進させ、肝臓内に溜まった中性脂肪を取り除き排出するはたらきがあります。

血中コレステロール値の正常化

タウリンは肝臓で胆汁の生産を助ける働きがあり、コレステロール値を正常にすることに役立っています。
これは、胆汁を生成するときに、体内のコレステロールを消費するからです。

血圧の正常化

タウリンは神経系の伝達に働きかけます。
交感神経の働きを抑え、腎臓の働きを促進して血圧を正常に保つ働きがあります。

視力の回復

タウリンは目の組織に多く含まれています。目の神経系の伝達が、正常に働くように調節してくれます。
そのことから、眼精疲労や視力低下の予防を期待できます。

心臓の機能を改善

タウリンは血中コレステロールの沈着を抑制します。
それにより動脈硬化から起こる狭心症や心筋梗塞の予防に有効です。

インスリン分泌促進

タウリンはすい臓機能を高め、インスリンの分泌を良くする働きがあります。
糖尿病の予防に期待できます。

脂肪燃焼

その他にも、運動時の脂肪燃焼の効率の上昇も確認されています。

貧血対策に効果的な鉄、免疫力や肌・髪の健康維持に必要な亜鉛

鉄分は、増血作用となり貧血対策に効果的な栄養素です。
亜鉛は、肌や髪、爪の健康を保つ働きがあります。また、亜鉛には味覚を正常に保つ効果や滋養強壮にも期待できます。
※食べ過ぎには注意しましょう。
鉄分を摂り過ぎると肝臓で処理しきれず、活性酸素が生まれる原因になります。
サプリメントで鉄分を摂取している方も食べ過ぎには注意してください。

むくみの解消と塩分の摂り過ぎ対策に効くカリウム

身体の中にある余分な水分、余分な塩分が期待できます。
カリウムには、細胞内液の浸透圧を調整して一定に保つ働きがあり、体液のpHバランスを保ってくれています。
さらに、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを防ぎ排泄を促すため、ナトリウム(塩分)を体外に排出する作用があります。

歯や骨の形成に必要なカルシウムも豊富

丈夫な歯や骨を作るだけでなく、骨粗鬆症を予防効果が期待できます。

あさりの選び方と保存方法

あさりの選び方

殻付きのままのあさりを選ぶときは、
口が閉じているものを選びましょう。
少し口が開いていても、手で押さえると口が締まるものは問題ありません。
軽く刺激を与えても身動きしないものは避けましょう。
また、口を開ききったものは鮮度低下が起きています。
海水に浸かっているパッケージのもは、少し口が開いていていますが、外套膜(がいとうまく)が僅かに覗いているものは問題ありません。
横幅が広く殻の厚みが薄いものは、沖合に生息していたもので身が大きくて柔らかいです。
横幅が狭く丸みをおびていて殻の厚みが厚いものは、岸に近いところで育っていて歯ごたえがあります。

あさりの保存方法

鮮度の良いあさりの保存方法は、3~3.5%の塩水(水1リットルに30~35g位の塩を入れる)に浸します。
浸す容器は、あさりが吐いた砂を再度吸わないようザルやスノコで底上げし、あさりの頭がほんの少し出るくらいまで浸します。
暗いほうが砂を吐き出しやすいので、砂の中と同じ暗さにするために新聞紙やアルミホイルなどで覆います。
あさりは、長時間浸しておくと弱ってしまいますのでご注意ください。
夏場は、冷暗所に2~3時間、冬場は半日程度です。
夏場は冷蔵庫に入れたほうが安心でしょう。
砂抜きが終わったら、貝同士をこすり合わせて洗います。


ジャパンサプリメントでは、あなたの健康をサポートしてくれるサプリメントを多数紹介しています。興味をお持ちの方は、ぜひこちらのジャパンサプリメント公式商品紹介サイトをご覧ください!

All Products|Japan Supplements

最新情報をチェックしよう!